会社情報 > レガシー
スウェージロックのレガシー
設立と進化
フレッド・A・レノンは1947年7月、妻の叔父から借りた500ドルを元手にスウェージロックを設立しました。当社は、お客さまのスピードと世界の変化のペースに合わせて成長と発展を続けてきました。その過程において、脈々と受け継がれてきた功績を忘れたことは一度もありません。
1940年代
1946
フレッド・A・レノンとカレン・B・クロフォードが出会う。2個のフェルールを使用した画期的な圧縮タイプ継手 「Swagelok®チューブ継手」が誕生。
1947-1948
クロフォードとレノン、クロフォード・フィッティング社を設立。翌年、レノンはクロフォードから全事業およびSwagelokチューブ継手の特許を買い取る。
1949
レノン、スウェージロック製品の独占販売権を持つスウェージロック指定販売会社(SSC)のネットワークを確立。最初のSSCとなるR.S.クラム社が設立され、米国北東部にてサービスを提供。
1950年代
1950
クロフォード・フィッティング社が初めて建設したクリーブランドのプラントが、1950年から1965年まで同社の本拠地となる。
1950年代
パイプ継手やニードル・バルブなどを製造する小規模ながら戦略的に重点を絞った会社の設立により、スウェージロックの製品ラインが拡充。
1960年代
1964
クリーブランドの施設が手狭になったため、1964年にクリーブランド郊外のソロンにおいて新社屋の建設に着工。
1969
欧州でスウェージロック製品の販売を開始するにあたって、欧州初となるリージョナル倉庫を建設。オランダ、オーストリア、ベルギー、ドイツ、スイス、イギリスの顧客にサービスを提供。
1969
宇宙飛行士ラッセル・L・“ラスティ”・シュウェイカートが、地球上空192 kmを周回するアポロ9号月着陸船に乗り込み、船外活動を行う。シュウェイカートが装着していた生命維持装置には、スウェージロックのバルブおよび継手が採用される。
1970年代
1970
スウェージロック製品は、その後も非常に重要なアプリケーションにおけるスタンダードとなる。そのうちのひとつが、6,000フィート(1,830 m)以上まで潜水可能な世界最先端の潜水調査艇アルビン号である。
1972
アジアの一部の地域においてスウェージロック製品の販売を開始。
1975
バイキング1号が火星に着陸し、スウェージロックの継手を使用して土壌サンプルを採取。
1980年代
1980年代
欧州とアジアでスウェージロック製品の販売網を拡大し、アフリカにも進出。
1990年代
1997
長年にわたる先進的な製品の開発を通じて著しい成長を遂げた後、ロゴおよびブランド名をスウェージロックに統一し、アイデンティティを確立。
1990年代
引き続きスウェージロック製品を世界中のより多くのお客さまにお届けするべく、アジア太平洋地域、南米、中東の各地に販売を拡大。
1998
スウェージロックの創業者フレッド・A・レノンが92歳で逝去。会社はスウェージロック基金を設立、レノンの家族はフレッド・A・レノン慈善信託を設立し、レノンによる慈善団体、非営利団体、市民団体への支援を継続。
2000年代
2007
圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする自動車が史上初めて世界一周を達成。その燃料システムにはスウェージロックのバルブ、ホース、チューブが使用されており、ガソリン以外の燃料の輸送手段としての可能性を示す。
2008
中国の常熟に工場を建設し、部品の製造を行うと同時に、スウェージロックの生産能力および人材へのアクセスを戦略的に拡大。
2010年代
2010
スウェージロックが培ってきた専門知識やソリューションをお客さまに直接お届けするべく、フィールド・エンジニアを導入。現在、200人を超えるエンジニアのチームが世界各地でお客さまをサポート。
2020年代
2020
トーマス・F・ロジックが、スウェージロックの創業者一族で3代目となるトップに就任。父と祖父が築いた価値観に基づき、会長兼CEOとして、顧客を重視するアプローチの強化に取り組む。
2021
約11,500平方メートルの広さを誇るグローバル本社およびイノベーション・センターが完成し、ソロンのメイン・プラントおよびオーダー・フルフィルメント・センターと一体になった最先端の完全連結型メイン・キャンパスが誕生。