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Ron Plazek

副社長、調達担当

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幼い頃から数学と科学が大好きだった私は、当然のようにエンジニアになろうと心に決めていました。パデュー大学での4学期の最初の授業で、教授がショックレイ方程式について話し始めました。ショックレイ方程式に関して全く知識はありませんでしたが、授業が始まってほどなく、エンジニアになるという夢は諦めました。そこでビジネス・スクールに移り、父の背中を追って会計士を目指すことに決めました。

新卒で当時の8大会計事務所のひとつ、クーパース&ライブランドに入り、会計検査官として働き始めました。会計事務所時代はさまざまなクライアントを担当しましたが、中でも製造業分野において太い人脈を築くことができました。変化に対応する準備ができたところでラバーメイド社に入り、製造と財務が一体になった仕事に就きました。同社では財務全般を担当しましたが、特にオペレーション・コントローラーとしての役割にやりがいを感じました。その後は大手消費財メーカーに移り、さらにオペレーション・コントローラーのキャリアを積みました。

2013年にオペレーショナル・アカウンティング担当ディレクターとしてスウェージロックに入社しました。プライベート・カンパニーならではの恵まれた環境、例えば長期的な目標に向かって力を合わせて進むこと、成長の機会が与えられること、ポジティブな社風の中で成功を収められることなどにありがたみを感じています。2017年にはグローバル調達担当ディレクターに任命されました。オペレーショナル・ファイナンス分野は、常に調達に関わっており、コストや分析とも切っても切れない関係にあるため、この仕事は私のキャリアの次のステップとして理にかなっていたといえるでしょう。

私は、比較的冷静なアプローチで仕事に取り組んでいると思っています。ある状況に直面した時は、両面から理解しようと努めています。そういった姿勢は、私のキャリア全般において良い方向に作用しましたし、またサプライヤーとの関係構築にも非常に役立っています。サプライヤーが何をどのように製造しているかを理解し、サプライヤーが抱えている課題を把握すれば、パートナーとして共に成長することができるのです。

私はリーダーとして、チームの擁護者となり、チーム・メンバーのキャリア目標の達成をサポートすることに誇りを感じています。調達チームに配属されて以来、ビジネス・センスを磨くことに注力しています。個々の取引は常に重要ですが、仕事を総体的に捉えることができれば、さらなるビジネス貢献につながるのです。

このたび私は調達担当副社長として、調達、原材料オペレーション、倉庫管理といったより幅広い任務を担当することになります。私が掲げる目標のひとつは、サプライ・チェーン関連のリスクをできるだけ抑え続けることです。ビジネスに関する深い知識とサプライヤーとの強固な関係があるからこそ、サプライ・チェーン内の各カテゴリーをより戦略的に検討し、将来的にサプライ・チェーンをどう機能させるかを決めることが可能になるのです。

プライベートでは、妻と一緒に旅するのを楽しんでおり、心が躍るような旅行先を探し求めています。特にパタゴニア、ニュージーランド、ドミニカはお気に入りの場所です。私たちは1989年に結婚して2人の子どもをもうけました。娘はミネアポリスで幼稚園の先生をしています。息子は、カリフォルニア大学バークレー校で大学教授を目指して博士課程で勉学に励んでいます。いまは家族と過ごした故郷に恩返しをするべく、 メディナ病院基金 の理事会で会計係を務めています。