2022年に寄せられた質問トップ5

2022年に寄せられた質問トップ5

スウェージロック・リファレンス・センターでは、非常に過酷な状況下でも一歩先を行くためのヒントや方策をお届けすることに注力しています。そして、業界を問わずオペレーションを最適化する方法として、流体システムのパフォーマンスおよび信頼性を向上させることが挙げられます。

スウェージロックは、世界各地の流体システムの専門家と協業し、最適なオペレーションにおける流量および圧力の維持、漏れの低減、バルブ や チューブ継手 などの部品の適切な取り付けやメンテナンスなどを行っています。スウェージロックには年間を通じて数多くの質問が届きますが、特に専門スタッフが実施している業界向けのウェビナーでは、さまざまな質問が寄せられます。今回は、今年ウェビナーで数多く寄せられた質問とその答えをまとめて紹介します。ウェビナー参加者から寄せられた質問トップ5は、以下の通りです。

「アプリケーションに応じたレギュレーターの選定方法とは？」

圧力レギュレーターは、一般産業用流体システムまたは分析用流体システムにおいて、安全かつ最適な作動圧力の維持をサポートするという重要な役割を担う部品です。しかし、レギュレーターにはさまざまな種類があります。その中から最適なレギュレーターを選定するにはどうすればよいのでしょうか。このコラム記事では、そのヒントを紹介します。

コラム記事：適切なレギュレーターを選定するには

「産業用ホースの平均寿命は？」

一言でいえば、ケース・バイ・ケースです。適切な取り付けおよびメンテナンスのベスト・プラクティスに従うことで、産業用ホースの寿命を最長化することができます。このコラム記事では、その理由を紹介します。

コラム記事：一般産業用流体システム・コンポーネントの寿命を最長化する

「ドループとは何でしょうか？そしてどのように計算するのでしょうか？」

ドループとは、流量増加に伴う二次側圧力の降下です。流量曲線 を使用すると、さまざまなシステム流量に基づいて レギュレーター で維持可能な二次側圧力の範囲を確認することができます。重要なのは、流量曲線を平坦にしてドループを抑えることです。このコラム記事では、その理由を紹介します。

コラム記事：レギュレーターの流量曲線を平坦にしてドループを抑える方法

「水素アプリケーションではコーン＆スレッド継手を使用すべきですか？」

クリーンなエネルギーおよび燃料の開発に注力している産業は、急速に発展しています。水素は、持続可能かつグリーン・モビリティ・ソリューション への実行可能な道筋といえます。しかし、水素燃料電池車をはじめとするアプリケーションにおいて、生産から最終使用までの水素ガスの取り扱いは容易とは限りません。従来の継手技術では、こういった課題に対応できない可能性があります。この記事では、その理由を説明します。

コラム記事：水素用途に適した継手の構造

「高粘度の液体をサンプリングする際に考慮すべきポイントは？」

大半の製油所では、精製プロセスにおいてタールやアスファルトなどの高粘性流体が発生します。このような流体のサンプリングは、製品の品質をモニタリングする上で欠かせません。しかし、こういった流体は高温に維持して固化を防止する必要があるため、安全にサンプルを採取することを第一に考える必要があります。安全上のリスクを考慮した適切なサンプリング・システムの設計を選択することが重要です。高粘度サンプリングの詳細につきましては、2023年初めに掲載予定のスウェージロック・リファレンス・センターのコラム記事をお読みください。

2022年にスウェージロック・リファレンス・センターで紹介したコラム記事は、参考になりましたでしょうか。2023年以降も引き続きご愛読いただけますと幸いです。スウェージロック・リファレンス・センターのアーカイブには、上記以外の重要な質問に関するコラム記事が多数掲載されています。これらのコラム記事が、お客さまのお役に立つことを願ってやみません。

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